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【看護師が語る】移住生活のリアルな体験談@嬬恋村

 
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群馬県嬬恋村にある訪問看護ステーションのぞみです。2015年7月に開業しました。訪問対象地域は嬬恋村・長野原町・草津町です。雄大な浅間山がある自然豊かなこの地域で「自分らしく生きたい」と願うご利用者の療養生活やそれを支えるご家族の支援を主治医の指示のもとで行っています。
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こんにちは。訪問看護ステーションのぞみです。(@houkan_nozomi)

前回の看護師の転職体験談を読んで、訪問看護未経験でも転職は可能なんだと具体的なイメージができました!

さらに詳しく知りたいな〜と思うのが嬬恋村での生活です。村外や県外からの移住生活って実際にどうなんでしょうか?

読者さん

これまでも嬬恋村移住について記事を載せていますが、実際、リアルな移住体験談ってなかなか聞けないですよね。今回もYさんの嬬恋村移住体験例を元にご紹介したいと思います。

管理者前田

嬬恋村移住は2015年

こんにちは!前回のブログに引き続き、嬬恋村に移住し訪問看護ステーションのぞみで勤務経験のある看護師Yです。

私が埼玉県から嬬恋村に移住したのは2015年でした。

もともと家族が嬬恋村にいたので、それまで何度も嬬恋村を訪れたことはあったのですが、まさか自分が移住するとは思っていなかったですね。

今ではリモートワークもすすみ、地方移住は目新しいものではありませんが、当時は地方移住自体まだめずらしいことだったように思います。

しかもIターン移住&看護師転職となると、周りに同じような状況の人もおらず、最初は「本当にやっていけるのかな…」と不安でいっぱいでした。

でも都市での病院勤務や満員電車での通勤にそろそろ疲れてしまっていたことや30代半ばという年齢で今後の仕事や生活の環境を変えてみるのもいいのかなと思っていたところだったので「これはもしかしたらチャンスかもしれない」と思ってまずは行動に移しました。

なので「移住&転職する!」と一度決めてからの行動は早かったと思います。

前職を退職したあと嬬恋村に移住した当初は、まずは嬬恋村にある実家に暮らし、そこから自分が住む家をどうするか決めようと考えました。

 

移住での家選びは慎重に!

移住&転職でまず考えるべきは、就職先と住む場所ですよね。

看護師の転職で病院勤務などになると看護師宿舎があるところも多いと思いますが、そうではない場合は自分で住む場所を手配しなければなりません。

多くが賃貸物件を探すことになりますが、移住する地域によっては賃貸物件が少ないところもあるので、勤務先にいる地元の方や市町村の役場にある移住支援室などにはじめは相談するのが良いかと思います。

ちなみに嬬恋村には移住者向けの窓口があったり、空き家バンク(賃貸・売買物件)などもあるので参考にしてみてください!

何かしらのご縁ですでに移住者として住んでいる方の中に知り合いがいれば、その方から直接情報を聞くのも有用です。

そこから地域の不動産業者などを紹介してもらい物件を探すのも良いですね。

 

ライフスタイルに合わせて住む場所を決める

では嬬恋村に移住するとなった場合、村内のどこに住むのかじっくりと考えるのも大切です。

嬬恋村は思った以上に広大で、どこに住むのが良いのかかなり迷うと思います。

スーパーやコンビニに近い場所か、自然の多い別荘地かなど選択肢はたくさんあります。

私は嬬恋村の林に囲まれた別荘地に住んでいたのですが、自然が多くリラックスして普段過ごせることや、ご近所さんにもそれほど気兼ねなく過ごせることが私のライフスタイルに合っていたと思います。

ご近所の方とより気軽に話しができる距離の場所に住みたいとなれば、村内にあるいくつかの集落(三原地区など)といった利便性の高い地区を選ぶと良いかもしれません。

せっかく自然の多い場所に住むのだから、緑に囲まれた別荘地に住みたいというのも全然ありです。

県外からの移住者には別荘地にお住まいの方も多く、広い庭で思い思いのガーデニングを楽しんだり、趣味の木工などを大きなガレージで楽しむという方もたくさんいます。

ただし女性一人で移住する場合などは、民家が周辺にあまりない場所だと防犯の点や冬季の除雪などが心配なので、別荘地であっても周りに定住者がいるような場所が最適なのかなと思います。

 

まずは短期or長期お試し移住がおすすめ!

全く知らない場所に移住する場合、まずはお試し移住からスタートするのがおすすめです。

気になる土地があれば旅行先として訪れ、そこで気に入ったら週末だけ、もしくは数週間や数ヶ月単位で過ごしてみるといいと思います。

その時できれば春夏秋冬の季節ごとにお試し移住をしてみて、それぞれの季節でどんな生活になるのか具体的にイメージできるとなお良いです。

嬬恋村であれば涼しい夏も体験していただきたいですが、ぜひ冬場に訪れてみることをおすすめします。

これは嬬恋村の冬がどのようなものか自ら体験するためです。

降雪時に必要なこと(自宅の暖房や凍結予防、除雪作業、雪道の運転など)を知るのも大切ですし、意外とスキーやスノボなどのウィンタースポーツや冬の温泉にはまってしまうかもしれません!(冬の温泉は最高です)

ちなみに私は、移住当初は嬬恋村の冬の寒さに慣れるのに苦労しました。

はじめは雪道の運転もとても怖かったですし、除雪作業も今まで経験したことがなかったのでなんとか見よう見まねでやっていた、という感じです。

ですが何度かの冬を越すうちに、そうした冬のイベントにも慣れ、楽しめる心の余裕も出てきました。

今では嬬恋村の冬は私が最も好きな季節にもなりました。

とくに嬬恋村の冬景色は素晴らしく雪がかった浅間山は本当に美しいです。

また薪ストーブを焚いた暖かい部屋の中で過ごす時間も特別ですよ!

移住を希望する看護師さんで「病院勤務でなかなか休みが取れない!」という方は、連休を使って温泉のあるホテルや旅館に一泊するだけでも全然OKです。

少し村の中心から離れますが、嬬恋村の万座温泉もおすすめですし、都内からバスを運行しているホテルもあります。

また人気の草津温泉に一泊しつつ、嬬恋村内や周辺地域を見て回ることもできます。

はたまた軽井沢アウトレットで買い物を楽しんでから嬬恋村に遊びにきたいという方も、軽井沢駅からのバスやレンタカーを使うことも可能です。

 

嬬恋村移住で大変だったこと

どの地域への移住も良い面と大変な面など色々な側面があるかと思います。

私自身、嬬恋村に移住して生活の質が上がり、より健康的に毎日が過ごせるようになった点ではとても満足のいく移住になりました。

一方で嬬恋村移住に関し大変だった点もあり、ここからは個人的に思った部分をご紹介します。

 

仕事後に気分転換できる場所が少ない!

嬬恋村には日常使いのスーパーや素敵なカフェ、レストランも多くありますが、都市に比べるとその数は少ないです。

大きなデパートやショッピングモールなどふらっと立ち寄れる一般的な娯楽施設も近くにないので、仕事が終わった後は基本的に自宅に直帰しがちになります。

以前は病院やクリニックで日勤や夜勤が終わった後、気分転換も兼ねてカフェやレストランで過ごし自宅に帰るまで気持ちを切り替える、なんてこともできましたが、それが簡単にできなくなってしまったわけです。

その分、仕事で感じた多少のストレスをプライベートな生活に持ち込んでしまうことも。

もちろんストレスの解消方法は人それぞれで、嬬恋村ならすぐ近くに大自然があるのでちょっとしたウォーキングや趣味のガーデニングなどで気分転換することも可能です。

また休日には少し遠出をして、

に出かけて雰囲気を楽しんだり、余裕があれば連休に新幹線やバスを使って都内に遊びに行くこともできます!

そんなに毎週遠出をすることはできないかもしれませんが、そうこうしているうちに移住生活にも慣れ、当初感じていたこれらの不便さも段々と感じなくなりましたね。

 

冬の寒さ、雪道の運転&除雪が大変!

嬬恋村の冬は寒いし、ときにその寒さレベルが厳しいときもあります。

また雪がたくさん降る季節には、慣れない雪道での運転や毎日の除雪作業に神経を使い、夏場よりも疲労が溜まりやすくなるかもしれません。

とくに大雪が降ったときは除雪車が来るとしても、出勤前に車や敷地内の除雪をしなければならず、体力的にしんどい時もありました。

でも移住生活に慣れてくると雪道の運転技術も覚えますし、除雪作業も段取りが良くなり、これも冬場の運動の一つと考えると以前よりは前向きに捉えられるようになったかなと思います。

「嬬恋村の冬は長く寒い」といっても、冬だからこそ見られる美しい景色を堪能したり、薪ストーブで暖められた室内で好きな趣味に勤しむなど、視点を変えれば楽しみ方はたくさんあります。

嬬恋村には厳しい冬があるからこそ、その後にやってくる季節を存分に楽しめる、そんなメリハリある生活が可能になるのかもしれません。(秋の紅葉も格別の美しさです)

ともかく長い冬の期間をどう充実して過ごせるのかは、嬬恋村移住にあたり大事なポイントになることは間違いありません。

その点でも冬をできるだけ暖かく過ごせる家探しはとても重要になると思います。

 

自分に最適な趣味や習い事などが見つからない

移住生活や仕事に慣れ、生活に時間的な余裕が生まれてくると、その時間を使って何か趣味や習い事をしてみたくなりますよね。

とくに看護師という職業柄、趣味や習い事など仕事とは違ったことをすることで気持ちを定期的にリフレッシュさせることが私にとっては必要でした。

ただそうなると自宅近くに趣味や稽古事ができる教室はかなり限られてきます。

移住前はスペイン舞踊を長く習っていたのですが、自分に合った教室を見つけることができず、結局1年ほど嬬恋村から都内まで教室に通った経験があります。

時間も費用もやはりかかってしまうので、長期的に通い続けるのは難しかったのですが、特定の教室でしか学べない趣味や習い事をされている方は、その点移住時には気をつけた方が良いと思います。

もちろん嬬恋村には何ものにも代え難い自然や温泉があるので、キャンプやハイキング、サイクリング、スキー、釣りなどアウトドア系の趣味がある方にはもってこいの場所です。

また地元の方や移住者の中にもギターや写真などプロ級の趣味を持っている方も多くいるので、時間をかけてどこかに習いに行くのではなく、村内の方に頼んで教えてもらうこともできると思います。

一方、趣味以外でも自分に合った病院や歯科を探すことも、はじめは苦労するかもしれません。

とくに婦人科など女性特有の分野になると病院数は限られてしまい、通院しても非常に長い待ち時間を覚悟しなければならないこともあります。

歯科選びも歯列矯正など特別な治療をしている場合などは同様の治療を受けることができる医院を探すのに時間がかかってしまうことも。

地域に自分に合った病院や歯科が見つからない場合は、都会へ遊びに行くときに合わせて治療が受けられるよう事前に計画が必要になると思います。

 

【尽きない】嬬恋村移住生活の魅力

嬬恋村移住生活で個人的に大変だったことを述べましたが、もちろん嬬恋村には語りきれない程の魅力がたくさんあります。

実際に移住して良かったと思うことの方が多く、移住や転職に関して後悔はありません。

そこで最後に嬬恋村の魅力についてたっぷりお話しします。

 

【衣食住】生活の質が上がる

嬬恋村に移住して一番大きく変わったのは「生活の質」です。

以前の生活に比べて何倍も、より健康的な生活を送れるようになりました。

どう変わったのかというと、

  • 雑音がないため夜が本当によく眠れる
  • 通勤電車に乗ることがないため通勤ストレスゼロ
  • 空気が澄み、水や野菜がとても美味しく、精神的に安定する
  • 疲れたら自然や温泉が体を癒してくれる

という感じで、環境によってストレスを感じやすかった私にとって、この変化は非常に大きかったですね。

着るものはとにかく、食事や環境が格段に改善したおかげで、感じるストレス量は大幅に減った気がします。

そうすると心にも余裕ができ周囲の人にも自然と優しくできるし、仕事にもより集中して取り組めるようになり生産性が格段に上がったと思います。

 

質の良い温泉を日常的に満喫できる

嬬恋村移住の魅力に欠かせないのは「温泉」です。

村内の住む場所にもよりますが、少し車を走らせればすぐに良質な温泉を堪能することができます。

それも「日常的に」楽しめるのがポイントで「仕事終わりに温泉に入ろう!」なんてこともできます。

仕事終わりの温泉なんて、都市部ではなかなか考えられないことですよね。

加えて、嬬恋村や周辺地域にはたくさんの有名な温泉地があるのも超重要ポイントです。

嬬恋村から割と簡単にアクセスできる有名な温泉地をざっと挙げると、

など枚挙に暇がありません。

いずれの温泉地も車で1〜2時間ほどで行けてしまえるところがほとんどです。

もちろん嬬恋村内にも良質な温泉は多くあり、秘湯が好きな方なども十分楽しめるところだと思います。

ぜひ良質な温泉を日常的に楽しめる嬬恋村生活を皆さんにも味わってほしいなと思います。

 

自然と都市の良い部分を楽しめる

気分転換に都会へ遊びに行きたいなと思ったとき、気軽に行ける地理的な場所に嬬恋村があるのも移住して良かったなと思えるところです。

嬬恋村のお隣に東京まで新幹線で1時間ほどで行けてしまう軽井沢駅があったり、時間はもう少しかかりますが長野原駅からは特急電車で前橋・高崎・上野までもアクセスできます。

ちなみに新幹線利用はJRの切符がお得に買える「えきねっとトクだ値」がおすすめです。購入時期によってはかなりお得にチケットがゲットできますよ。

また長野県にある佐久市などにもアクセスでき、少し足を伸ばすだけで買い物や娯楽施設を楽しめる立地も嬬恋村の魅力だと思います。

普段の生活では嬬恋村の自然や温泉を楽しみ、気分転換に都会や軽井沢などに赴きリフレッシュする、という生活スタイルができるわけです。

とくに長野県の軽井沢は世界的にも有名な避暑地ですが、洗練されたカフェやレストラン、ホテルでの食事なども日帰りで十分楽しめます。

 

嬬恋村移住生活をより楽しむ

移住生活の楽しみ方は人それぞれで、年齢や家族構成、職業などにもよると思います。

ここでは私が嬬恋村移住生活をより充実、楽しむために利用していたところをいくつかご紹介したいと思います!

<食材・日用品買い物>

<カフェやレストラン>

<衣類など買い物>

<温泉>

<病院・診療所>

嬬恋村内や周辺地域には他にもたくさんのお店があり、すべてをご紹介しきれませんが、ぜひ嬬恋村に来られた際にはいろいろな良いお店を見つけていただければと思います!

 

嬬恋村に移住して訪問看護師として働く

私は嬬恋村に移住し訪問看護師として働いたわけですが、移住&転職して本当に良かったと思います。

もちろん訪問看護の仕事に慣れる時間も必要でしたが、

  • 地元のご利用者やご家族と密に関われた
  • 在宅医療や訪問看護に理解ある医療・福祉関係者の方々とともに働けた
  • 仕事とプライベートを両方充実させることができた

など嬬恋村でしかできない人生経験ができました。

医療に関しても「山間地域だから色々な課題にすぐに対応できないのでは?」と疑問もあるかもしれませんが、山間地域で医療福祉業者が限られているからこそ、病院や診療所、事業所がそれぞれより協力し、ケアの調整をスムーズにしてご利用者や家族のニーズになるべくすぐに応えられるよう努力できる体制が形成されていると感じました。

そして訪問看護の仕事に関しても訪問看護ステーションのぞみが小規模事業所だからこそ、スタッフ間の風通しがよく自分の意欲や努力で色々なことにチャレンジできるのも大規模事業所や病院とは違う魅力があったと思います。

訪問看護師として山間地域で活躍したい、プライベートの生活も充実させたい、人生をより豊かなものにしたい、そんな気持ちのある看護師には嬬恋村での移住生活がおすすめできるのかなと思います。

 

移住や転職もやってみないと適正は分からない

何か新しいことに挑戦したり、環境を変えたりするときは、どうしても不安や失敗の方が気になり、なかなか行動ができないことも多いですよね。

普段はネガティブ思考になりがちな私も移住&転職前は不安だらけでした。

でも、いざ行動してみると仕事もやりがいがあり、嬬恋村での移住生活も自分には合っていることが分かりました。

「何事もやってみないと分からないな〜」とあらためて感じた経験だったと思います。

もちろん移住や転職にはプラスとマイナスの両方の面があるのも事実です。

ただ、その経験をどう自分の人生に活かしていくのかは本人次第なのかなと思います。

移住や転職も嬬恋村や看護師に限らず、今や多くの選択肢がある時代です。

その中でも今回の記事が少しでも参考になり、また嬬恋村移住&看護師転職を考えている方のお役に立てたら幸いです。

訪問看護についてご質問がありましたら、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

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群馬県嬬恋村にある訪問看護ステーションのぞみです。2015年7月に開業しました。訪問対象地域は嬬恋村・長野原町・草津町です。雄大な浅間山がある自然豊かなこの地域で「自分らしく生きたい」と願うご利用者の療養生活やそれを支えるご家族の支援を主治医の指示のもとで行っています。
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