日本の名湯・草津温泉が有名!草津町のご紹介【観光編】
こんにちは。訪問看護ステーションのぞみです。(@houkan_nozomi)
さて誰もが知っている草津温泉と言えば全国的にも有名ですよね!
訪問看護ステーションのぞみがある嬬恋村ってあの温泉で有名な草津町のお隣にあるんですよね?
読者さん
そうなんです!嬬恋村は草津町の隣にあるので草津町にお住まいのご利用者の自宅へも訪問看護で伺っています。
管理者前田
群馬県嬬恋村にある訪問看護ステーションのぞみの訪問対象地域として草津町や長野原町が含まれており開設当時から伺っているご利用者もいます。
今回は嬬恋村民にとっても身近な存在である隣町、草津町についてご紹介します!
【名湯・草津温泉が有名!】草津町ってどんなところ?
日本列島のほぼ真ん中にある草津町は群馬県の北西部に位置しており、北と西には群馬県と新潟県の県境にある2,000m級の三国(みくに)山脈があり、東と南は海抜約1,200mの高原が開かれています。
2020年7月1日現在の人口は6,258人(男性3,104人/女性3,154人)、世帯数は3,402世帯となっています。
居住地の平均標高がなんと1,189mもあり、町としては日本一高いそうです。さらに町役場の標高も1,171mで日本一高い町役場とのこと、驚きですね!
高原性の気候なので1年の平均気温は7℃、夏でも25℃以上になることはないといわれています。
そして…草津と言えば「温泉」が有名!!
昨年2019年度には観光客が325万人が訪れ、過去最多となっています。
電車で草津温泉に来られる場合は最寄りの駅が吾妻線の長野原草津口駅となりますが、東京から来られる方は高速バスを使う人も多いです。バスも各社あり新宿・渋谷・池袋や軽井沢など各地から草津温泉駅まで路線が走っています。(便利ですね!)
「草津よいとこ一度はおいで♪」草津と言えば温泉!
知らない人はいないほど有名な草津温泉は、全国の温泉地ランキングでは17年連続1位!!
お湯が自然に湧き出る量も日本一!なんと毎分で32,300リットル、1日に46,512キロリットルが自然に湧き出ているなんて本当にすごいの一言です。
草津のお湯は独特の硫黄臭と強い酸性が特徴で、町が所有管理している代表的な源泉だけでも7つあり場所によっても泉質が違ったりするようです。
・湯畑源泉(無色透明、強酸味。共同浴場千代の湯がある)
・白旗源泉(白濁、強酸味。硫黄分が強く共同浴場白旗の湯がある)
・地蔵源泉(微白濁、強酸味。共同浴場地蔵の湯がある)
・西の河原源泉(無透明、苦味。西の河原公園内に源泉が湧き出している)
・煮川(にかわ)源泉(無色透明、強酸味。町営浴場大滝乃湯で入ることができる)
・わたの湯(微白濁、強酸味。別荘地や少ない旅館やホテルのみ引湯されている)
万代温泉だけ源泉が約94.5℃と高温のため水道水と熱交換して温度を下げて浴場で使っているものの、他の源泉は温度50℃前後の源泉をそのまま利用しているそうです。
休日には草津町に温泉に入りに行くこともありますが、こんなに源泉があるとは知りませんでした!
草津町のご利用者のところへ訪問看護に伺う時も、会話の中で「どの源泉が一番好きですか?」など話題に上ることが多く地元の方の温泉談話を聞くのも私たち訪問看護師の楽しみになっています。
「ちょいな三湯めぐり手形」でお得に温泉めぐりができる
草津温泉には町営の
の温泉があり、「ちょいな三湯めぐり手形」を使って有効期限なくそれぞれの温泉に1回ずつお得に入浴することができます。
西の河原露天風呂では混浴イベントも開催されているようですね。(知りませんでした)
手形の有効期限がなく使えるのが嬉しいですね!!
町内には19カ所の共同浴場がある
ご存知の方も多いと思いますが草津温泉には無料で利用できる19カ所の共同浴場があり、観光客も使うことが可能です。
その中でもよく知られているのが「地蔵の湯」や「白旗の湯」ではないでしょうか。
個人的には昔はよく地蔵の湯に入りに行っていました。とってもいいお湯です。
もちろん地元の方も使われているのでマナーよく使うのが基本です!
草津町にお住まいのご利用者はみなさん昔から共同浴場を使われており、本当に温泉が生活の一部となっているのがなんとも羨ましいな〜と思っています。
草津町には日本で最も標高の高い地点を通る国道がある!
草津白根山の山頂付近を通る国道292号志賀草津高原ルート(冬季は閉鎖)は国道として日本で最も標高の高い地点(渋峠:2172m)を通ることでも有名です。
その国道から眺める景色はほんとに圧巻の一言!
絶景好きならぜひ一度訪れてもらいたい場所でもあります。
ただし!
草津白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベルによって交通規制がかかることがありますので、事前に通行規制がかかっていないかを事前に調べてお越し下さい。
国道292号(志賀草津道路)は情報はこちらで確認できます。
この志賀草津道路を通って渋峠を抜けると、また雰囲気ある温泉街がある「渋温泉」などがあり、信州の温泉めぐりもおすすめです!
そのほかの草津町の観光や見所は?
草津というと「草津温泉!」となってしまいますが、他にも観光できる場所や見所もたくさんあります。
自然好きな人には草津白根山ハイキングコースを楽しんだり(草津白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベルにもよります)、歴史を深く学びたい人はハンセン病患者の隔離政策や歴史を伝える「重監房資料館」などを訪れるのも良いでしょう。
温泉だけでなく自然や歴史に触れられるのも草津町に訪れる魅力となっています。
他にも湯畑の北側にある白根神社も雰囲気があり、境内敷地からは湯畑の壮大な景観を眺めることができます。
(嬬恋村民だけど)お隣の草津町の地元あるある!
最後に草津町民ではない嬬恋村民ですが、地元あるあるをいくつかご紹介します。
お盆など混雑時は車の渋滞がすごい!!
年間300万人以上が訪れる草津町は、特にお盆や年松年始の間には本当にたくさんの観光客が訪れます。
ですが基本的に草津町へ向かうメイン道路が1本なので、夏休みなどトップシーズンになると道路は大混雑!!また草津町中心部もそれほど大きな道路がなく、町中の道路も大変混雑します。
そのような観光のトップシーズンに草津町に来られる際は道路が混雑する時間を避けたり、車を停めるパーキングの場所や料金などを事前に調べてお越しになることをおすすめします。
訪問看護でお盆や年末年始に草津町に行く時には、訪問する時間を少し早めるなど工夫をすることもあります。
冬季の降雪時は四駆車&スタッドレスタイヤ必須!!
最近は雪の量が少なくなってきているとはいえ、草津町も季節になると雪が多く降ります。
嬬恋村も場所によっては降雪量は多くなりますが、やはり標高の高い草津町の方が降る量は多いです。そのため大雪になると嬬恋村から草津町へ行くのにかなり時間がかかることもあります。
この大雪も草津町へ観光で訪れる時には十分気をつけて下さい!
草津町へ向かう道路は長い上り坂になっておりカーブも多く、雪道の車運転に慣れていなかったり、「ちょっと雪が降っているだけだから四駆車やスタッドレスタイヤでなくても大丈夫だろう」という気持ちで行ってしまうと、本当に事故に繋がることがありますので十分ご注意を!
道の駅・運動茶屋公園の春の桜が美しい!!
これはほんとに小さなあるあるですが、草津町に入るとすぐにある道の駅・運動茶屋公園付近には春になるとたくさんの桜が咲き、その景色が美しいんです。
道路沿いに並ぶ桜が本当に綺麗で、桜だけでなくあちこちで咲く石楠花(シャクナゲ)も美しく、花好きな人にもぜひ見ていただきたい景色ですね!
嬬恋村の桜に遅れて標高の高い草津町の桜が咲くので、長い期間春の美しさを味わえるのもこの土地に住む魅力のひとつとなっています。
まとめ:We LOVE 草津温泉
草津町は日本一の湯量を誇る温泉ももちろん魅力的ですが、その他にも雄大な自然や歴史を伝える施設など見所がたくさんあります。
温泉宿やペンションも多くあり、観光としてもとても楽しめる場所です。そんな観光地に普段から訪問看護の仕事として訪れることができるのも恵まれているのではと思うこともあります。
今回の記事は主に草津温泉の魅力のご紹介になってしまいましたが、今後も訪問看護ステーションのぞみとして草津町にお住まいのご利用者の訪問看護や介護を続けながら、草津町の魅力や見所などをお伝えできればと思います!
訪問看護ステーションのぞみでは、開設当初から草津町にお住まいのご利用者の訪問看護を行っております。
草津町での訪問看護についてご質問がありましたら、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
訪問看護ステーションのぞみ